口座を解約

先日、銀行口座を解約を申し出た。キャッシュカードには生体認証機能がついていた。
最初に登録済み印鑑の照合をした後、キャッシュカードから生体認証情報を削除し、キャッシュカードにはさみを入れた後で解約手続きとなった。
そのとき、「本人確認できる書類をお持ちですか?」と聞かれた。

  • 窓口に着く前に、ロビーで書類のチェックなどを受けたが、本人確認書類を持参したかどうかの確認はなかった。どうして本人確認書類だけ最終段階で求めるのか。ここで「持っていません」とわたしが言ったらどうするつもりだったのか。きっと郵送の封筒やら渡して、その後は客にやらせるというマニュアルになっているのだと思うが、わざわざ窓口に来て順番待ちした人間にとって、その場で手続きが終わらないというのはとてもストレスになる。最初に確認を求めよ。
  • 生体認証情報を削除する際に、本人認証を行った。生体認証が通ったこと自体が本人確認として十分ではないか。
生体情報より運転免許証の方が効力があるんだ。

免許証には住所が入っているので必要という考えもあるが、実は住所変更は本人確認書類の提示がなくてもオンラインでできる。郵便が届きさえすればいいのだ。住所は検証のための追加情報にすぎない。本人確認法が住所や生年月日を求めているのは最初の確認のときだけである。
生体認証が通ったというだけでは、本人確認できても、本人確認法における証拠になるログが残らないのだろうか(想像)。ただ、本人確認書類のIDを控えることが、本人確認よりも大事になっているような気がする。