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- ニュースリリース---
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架空航空では、7月1日より、出張者役得防止サービスを開始します。このサービスは、出張旅行者に対するサービスを追加もしくは変更するもので、一部の部署あるいは職種にのみ出張を伴う業務が存在することで従業員間の不公平感がある企業、税金での役得批判にこたえたい官公庁、視察旅行が観光旅行まがいだとして批判が多い議員に最適です。
本日より、首都圏、大阪及び福岡で会員申込みの受付を開始します。申込費用は無料で、会員用のマイレージカードを貸与します。
1.自転車サービス
以下の場所に自転車貸し出し所を設けます。出張者には、自転車に乗らなければ空港にたどりつけない苦痛を受けることで「出張が楽しい」という思いを払拭していただきます。これまでの交通機関は「移動は快適だ」というイメージを提供してきましたが、それを180度転換した画期的なサービスです。メタボリック症候群対策にも効果的です。
自転車はスポーツタイプ、一般タイプ、チェーンがさびついて乗りにくいタイプがあり、どれも貸し出しにかかる費用は無料です。貸出所では、マイレージカードに利用記録を行います。
出張者は、往路の記録と、前回利用時の復路の記録(初回利用時を除く)がない場合、搭乗時に制裁金*1として5,000円を預かります。
なお、東成田駅前、博多駅前(徒歩8分)では登録サービスのみ行います。東成田駅から成田空港、博多駅から福岡空港までは徒歩利用となります。
2. 禁煙サービス
空港の待合室には特設ブースを設け、喫煙スペースを一切排除します。喫煙者には「出張が拷問だ」という思いを味わっていただきます。出張が多い方には禁煙のきっかけにしていただけます。
3. 機内サービス
座席は、耐久性に優れたプラスチック製とします。飲み物のサービスは、水とします。ヘッドホンは耳栓となります。国際線の場合、機内食がおにぎり1個になります。パンがいいというわがままには応じられません。窓からの景色は役得に当たるため、アイマスクを着用していただきます。客室乗務員は男性です。
機内で仕事をしたい出張者向けに、無料オプションとして、景色が楽しめない窓なし・テレビなしの席も用意しています(数に限りがあります)。
4. 強制お土産サービス
特設ブースでは、売店を廃止し、カタログ販売によるお土産注文のみとします。お土産は会員証を提示することで、あらかじめ登録のあった事業所の部署への直送のみとなります。自転車利用の場合でも、お土産がかさばることなく、同僚に届けることができます。代金は個人負担と会員企業への直接請求が選べます。
5. プレミアム・サービス (10,000円〜/回)
毎回追加料金を払うことで、以下のサービスが追加されます。こちらは支払方法に制限なく、領収書が発行されます。
- アイマスク着用範囲拡大
- 鉛貸し出し
- 役得レポート
アイマスク着用を、機内だけではなく、空港内特設ブースから、移動先空港及び出張先の間にまで拡大します。移動中は監視員がつき、目隠しされた出張者を誘導するだけでなく、風景を楽しむこと、移動先の名産品を購入もしくは飲食すること、空港内のラウンジを利用すること、そして移動先でタクシーや特急電車を利用することに対して監視が行われ、会員登録時の設定に反した場合は、帰路の搭乗時に制裁金1万円を預かります。制裁金回避のために、予約をキャンセルして、他の交通機関や航空会社を利用するなど行為があった場合も制裁金は後日請求となります。
さらに、希望者には鉛の貸し出しを行います。出張者は鞄に入れるなどして、手で運びます。移動の疲労をさらに高めるのに効果的です。航空燃費節約のため、移動先空港と出張先との間でのご利用となります。1kgと3kgとが選択できます。
役得防止サービスによってどれだけ役得が減ったか、あるいはどの役得が残ったのかについて、自転車利用の記録や、監視員の報告により、レポートを発行します。レポートは搭乗後3日以内の都度郵送か、1箇月分まとめての郵送を選ぶことができます。役得防止状況を上司や同僚が確認することができ、自治体の場合は市民オンブズマンへの情報公開に使うことができます。
現在は出張先が国内に限定で、1箇所の日帰り出張の場合は一律1万円です。現在は、サービス開始キャンペーン中で、監視員の移動交通費(実費)、食事代(一律1,000円)は無料です。宿泊あり、複数箇所移動の場合は、距離や行程によって異なります(別途個別見積もり)。海外、温泉入浴実績有無の監視など、サービス拡大も検討中です。
会員用マイレージカードはプライベートでは通常のマイレージカードとして利用できます。
利用料は無料です(プレミアム・サービスは有料)。ただし
マイレージが0マイルとなります。