いつもは家のLANにつないでいるWindowsノートパソコンを外に持ち出して使おうとした。
電源を入れてログオン操作をするところまでは成功したが、いつまで経ってもデスクトップが現れない。ハードディスクも止まってしまうことから、何も処理が進んでいない状態だということはわかったが、マウスポインター以外何も動かせない。
調べてみたところ、最近導入した、ある試用版ソフトウェアが原因だった。なにやら始動時にベンダーのサイトと通信をしたがっているようである。オンラインソフトウェアだったので、オンラインであることが前提になってしまっているようだ。
ネットワークにつながっていることを前提にしたソフトウェア設計は困る。
最近は、ソフトウェア更新確認プログラムなど、いろいろなソフトウェアがOS起動時に立ち上がるようになっていて、非常に起動が重くなっている。マイクロソフトは起動時間短縮で工夫しているようだが、ミドルウェアやアプリケーションはお構いなしのようである。別のアプリケーションで動きを封じることはできるが、封じたことで副作用が生じるのも困る。
ベンダーサイトへの定期アクセスの類は、壁紙が現れて操作が可能になってからバックグラウンドで動いてほしい。行儀良いアプリケーション作りに心がけてほしい。