靖国参拝については意見を持っているが、鎮魂という行事が政治問題、国際問題になっているということが大変残念でならない。
問題をあおっているのはメディアなのだと思う。だから、テレビなんぞは見たくないと思っていたが、でも・・・見てしまった。
朝のワイドショーは、、、コメントが難しいね。ただ、局によって特徴が現れていたとは思う。
夕方には加藤代議士の自宅全焼事件があり、報道ステーションは、トップが首相ではなくて加藤代議士だった。たっぷり特集映像を用意していたんだろうなと思うと、スタッフの苦労が報われなくてかわいそうに思った。
News 23。意外と左右*1両方の意見を論じていた。ただ、多事争論は見たくないのでやめた。
財界重視のWBSが「靖国影響なし」という論調だったのが一番印象的だった。中国まで行って「(去る総理の参拝よりも)次の総理の方が気になる*2」なんてコメントを撮ってくるあたり、政冷経熱、政冷経涼などといった言葉を死語にしようとしている。「これ以上、中韓との関係が悪くなりようがない」とコメントは妙を得ているなと思った。
靖国騒ぎは、すでにかつての春闘のような定例行事になっているわけで、こういうものはやがて廃れる。個人的に何かに賛成か反対かということはどうでもいい。終戦記念日は騒ぐための日ではないわけで、やりたい人だけ目に付かないところで騒いでくれたらいい。それこそ賛成運動も反対運動も心の問題だ。あとの大多数の一般の人々はしっかり日頃から勉強することだ。
あとは、神社の本殿に向かってフラッシュをさかんにたいて、レンズを向けている人たち・・・なんて失礼な。それが何より腹が立って仕方がない。政治家に対して、小泉コールや石原コールをしている人たちも、先祖の見ている前で何をしているのだか。
ばかものっ
こういう人たちは、先祖の霊が気にならないわけだし、先祖に対して恥をわきまえないわけだから、たぶん日本の宗教観を持たず、道徳を軽視しているのだろう。そういう人たちがなぜ国立追悼施設を支持せず靖国神社に来るのだろうか*3。
来年の世論はどうなっているだろうか。