プレミアム・フライデー

昨日が第1回だった。
いた街ではほとんど変化がなかった。終電は金曜日にしては少し空いていた。ただし酔っ払いの集団は少し目に付いた。

批判しなくていい

ネットで読んだ限りでは、以下のような批判が繰り広げられた。

  • 3時に帰れるわけがないでしょう
  • 有給休暇はもともとの権利じゃないか
  • 飲食業はむしろ売上が減る
  • 飲食業は昼食時間帯の後の休憩時間がなくなる

みんなを同じ物に振り向かせるというのは民間でもできるが、みんなが同じ行動をしていたのを崩すのは政治、行政にしかできないことである。早退という手段がいいかどうかはともかく、世の中を多様なものにしていく取り組みは長期的には新しい仕事や経済を生むことになると思う。
財布の紐を緩めるという目標があってもいいとは思うが、休養に使ってもいい。休養すれば別の休日は元気になって、外出するようになるかもしれない。よって金曜日には早く家に帰ってしまうかもしれないが、日曜日には外食しているかもしれないし、全体の市場規模は変わらない。
金曜の晩は、混んでいるがゆえ飲みに行く先を見つけるのが面倒であろう。混まなくなるなら行くという人もいるだろう。