青色光を当てると昆虫が死ぬことを発見

2014年12月9日東北大学プレスリリース。
報道では、「青色LEDで害虫が死ぬ」と変換され、さらに「人体にも有害なのでは」とも噂されている。プレスリリースでは

「様々な波長のLED光を昆虫に当て」

たとしていて、

青色光は様々な昆虫類に対して殺虫効果を示します

例えば、青色のLED光などを害虫の発生している場所に当てることで、簡単に殺虫できる害虫防除装置の開発が期待できます。

青色光やそれに起因する活性酸素の生体への影響を評価する研究にも、今後、役立つと考えられます

などと書いてある。
報道では青色光より青色LEDとした方が話題性があってよいと考えたのだろうか。LEDを使っているので間違いではないが、ハエの実験は直射日光の3分の1の光量なので「青色LEDだけ当てると死ぬ」のではなく、直射日光でも十分なような気がする。全体的に、青色光と青色LEDのどちらのことを言いたいのか、また、生体への影響として人体への害悪をほのめかしたいのかそうでないのか、あいまいに書かれているので今後の評価が必要だと思う。