Windows 8/8.1ではもうひとつ改善してほしいことがある。Windows Liveのユーザーでサインインができるようになり、アプリや壁紙の設定を共有しやすくなった。iOSやAndroidでも当たり前なので、それは悪くないと思う。
ただし、サインインするどのパソコンでも同じソフトウェアが入っているとは限らない。Androidは「使いたいなら一覧にしておきますから追加でダウンロードをどうぞ」という姿勢だが、Windowsは「入っていて当たり前でしょ」という姿勢をとるものがある。
それがMS-IMEだ。
普段はATOKを使っているが、地球上のあらゆるパソコンにATOKが入っているわけではない。普段使っているパソコンでは、ATOKを導入してMS-IMEは削除している*1。ATOKが入っていないパソコンでわたしがサインインすると日本語入力ができなくなってしまう。
日本語入力ソフトは、パソコンごとの設定を利用するということでいいと思う。ATOKは日本語入力に関する設定を同期する機能を自分で有している。Windowsに日本語入力に関する同期機能を持たせる必要はない。
*1:両方入っていても害はないが、郵便番号辞書などの更新が発生することから、余計なものはダウンロードしたくないため
