首相の解散権

首相には解散権があり、時には嘘をついてもいいともいう人もいる。ただ、解散しない大義はないし、解散を伸ばしても何もできない。しかも、歴代首相で、現憲法下で、解散をすると言いながらしなかった人はいないという。
解散権は、国政の推進や、国民が真実を知る権利よりも優先されるのだろうか。衆議院議員全員が首になるのであるから国会にとっては大きなことなのかもしれないが、議員の身分など、日本国全体から考えたら大したことではない。
憲法が定める三権分立では、立法や行政が暴走した場合に歯止めをかける権利はあるが、政府・与党が仕事をさぼらないようにさせることが誰にもできない。憲法の欠陥でしょうか。