ホームドア

ホームドアを建設中の駅はガードマンがたくさん立っていて厳戒体制である。電車が入線するときは扉が閉まらない柵の外を覗きこんで人がいないことを確認し、客には「はーい、電車が来まーーす」と叫んでいる。
工事現場にガードマンの配置が必須なのはルールなのかもしれないが、扉のない柵だけの状態というのは、柵がない普通の状態よりリスクが高いということなのか。柵の外を覗きこむ作業が必要ということは「柵ができたので、おもしろそうだから柵の外に立ってスリルを楽しもうか」と考える客がいるということなのか。
わたしの感覚では、例えば柵だけの駅で3人の警備員が必要なら柵のない駅では10人くらい必要になると思う。