docomo SH-04A

 Softbank 922SH(インターネットマシン)のユーザーとしてSHARPの準フルキーボード搭載携帯電話が気になった。
 「準」といっているのは、SHARPのフルキーボード機は列が少ないからだ。レノボThinkPadのように7列*1はいらないが、922SHは5列、SH-04Aは3列しかない。そして両方とも一般キー*2が3列しかない。これでは数字キーがない*3
922SHは一般キーの上から1段目に数字を割り当てた。SH-04Aはキーボード上でテンキーのようになるように配置した。

これは大きく操作性を変える要素だ

パソコンのQWERTYキーボードの場合、1〜0のキーの右には「-」(ハイフン)のキーがある。ハイフンだけでなく日本語の「ー」(長音記号)を入力するときも多用するキーである。これも場所が変わっている。
例えばわたしはSH-04Aに乗り換えることはありえない。SH-04Aにするくらいなら一般的なテンキーの機種の方がましなくらいだ。逆にSH-04Aに慣れたユーザーならば922SHを敬遠するだろう。
922SHユーザーの立場で言わせてもらえば、ノート・パソコンのキーボードで、外付けテンキー装置を使わず、Number Lockをかけて、M→0、J→1、K→2...O(オー)→6のような使い方*4をしている人はめったに出会わない。切替が面倒な以上に、平行四辺形上に配置された斜めテンキーは使いづらいと思う。だから922SHの方式の方がいい。
後発機種発売にあたって数字などの配置を変えたのはdocomoなのだろうか。それともSHARPなのだろうか。興味がある。
さて、フルキーボード端末は日本語アルファベット数字絵文字を試し打ちしてから買った方がいい。販売店で展示されている状態ではなく、実際の使い方に沿って両手に持ってみるべきだ。こっちの機種の方がよかったと後悔してからでは遅い。

よく確かめたほうがいい

*1:なぜキーボードは行ではなく列というのだろうか

*2:文字を入れるために使うことが多いキー。パソコンのF1やHOMEキーのように文字を入れるのに使わないものはは特殊キーという

*3:数字を入力するのに複数のボタンを押す必要がある

*4:7〜9は通常の7〜9を使用する