Firefox

FirefoxのサイトはWindowsユーザーを中心に作られている。
日本語版のLinuxを導入したら、日本語版のFirefoxが入っていたが、検索バーは英語のサイトばかり収録されていた。
Amazon.comとかeBayを消してから、日本語サイトの検索エンジンを入れようと思って「検索バーの管理」をクリックし、現れたウィンドウ内にあった「検索エンジンの追加」というリンクをクリックした。
すると、https://addons.mozilla.jp/firefox// Firefoxアドオンのサイトに行ったので、「検索エンジン」というリンクを押した。リンク先は
https://addons.mozilla.jp/firefox/search-engines/ である。

「同梱」と書かれているものは、最初から Firefox にインストールされています。

と書いてあるが、LinuxFirefox 3.0.1*1には入っていない。で、同梱とされているYahoo! JapanAmazon.co.jp楽天市場は入れることができない。
企業サイトのエンジンがWindows版などのFirefoxに同梱されているということは、Mozillaに掲載を申し込むことでサイト誘導などの何らかの期待を持っていると思うし、もしかしたら何らかの資金が流れているかもしれない。ところが、Linuxユーザーには同梱どころか、逆に排除する仕組みになっている。スポンサー企業はこの事実に気づいているのだろうか。
1割以下のユーザーは切り捨てても大きな影響はないということかもしれないが、OSの違いによる機能上の制約があるわけではなく、ライセンスの問題があるわけでもない。 Windowsユーザーが同梱されていることを知らずに導入したとしても、あとで消せばいいだけのことだ。掲載しない理由がない。

掲載していただけないだろうか。

ちなみに、本当はアドオンのIE Viewも使いたいのだが、もちろん導入できなかった。これは仕方がない。

*1:使用したバージョンは、Mozilla/5.0 (X11; U; Linux i686; ja; rv:1.9.0.1) Gecko/2008072820 Firefox/3.0.1