マイバスケット

イオングループがやっているサービスで、スーパーの食品売り場で貸してくれるかごをそのまま家まで持って帰ることができる。
レジで精算後に、紙テープで封をしてもらう。以前は長い紙テープの両端にセロハンテープを貼り、かごの上部に貼ってくれていたが、かごの持ち手に専用の紙シールで輪っかを作る方式に変わった。
制度導入直後はかごの上面と同じ大きさの紙をセロハンテープでとめて、商品を入れられないようにふたをする方式だった。これはレジの後ろに並ぶ人が迷惑なくらいにとても時間がかかった。前回の紙テープや今回の輪っかシールは、それに比べれば封というよりは飾りでしかないが、店側はエコに協力する人*1を信用してくれている。
輪っかシールは、紙テープよりもさらに時間が短縮された。しかし、家に帰る前に自分で封を切る必要がある。駐車場でわたしの車のトランクに入れようとすると、輪っかをつけた状態では持ち手があがっていて入らないのだ。車で移動して、駐車場から家の玄関までの間はわずかな道のりだが、店がしてくれた封がないかごを持ち歩くのは少し落ち着かない。マイバスケットを知らない人にとっては、店のかごに精算前の商品を入れたまま持ち出してきた人にしか見えない。
どちらかと言えば今の方がいいけれど、慣れるのに時間がかかりそう。

*1:わたし個人は、客なのに自分でレジ袋に商品を入れさせられる理不尽と手間を省きたいだけ