Webサイトのトップのページは、トップ・ディレクトリーにindex.htmlという名前で置くのが一般的です。昔はそのページに索引(index)があったのでしょう。
今も、たとえ索引でなくてもサイトの目次があることが多いのですが、サイトの概要や、サイトのポリシー(著作権権利表示やプライバシー・ポリシーなど)へのリンクが重要です。
そして、すべてのページにトップページへのリンクを貼ります。フレームを採用している場合も、すべてのHTMLファイルにリンクを貼ります。
今は、検索エンジンを使って、トップページを飛ばしていきなり各ページを見る人が多いです。ブックマーク機能は、ほとんど使われていません。すると、初めて読むページはサイトの途中のページです。ネット・サーファー*1は、
- このサイトをはじめから読むにはどうしたらいいだろう
- このサイトは誰がどのような趣旨で作ったサイトだろう
ということを考えます。だからトップへのリンクが必要になるのです。例えば、リンク用のページと、コンテンツ用のページをフレームを使って同時表示させたつもりでも、途中のページにいきなり訪れた人にはフレームで見えていません。トップページにいったん誘導することでフレームを正しく表示させることができるでしょう。
サイトのポリシーは、情報提供者として、サイト側の権利を守ると同時に、訪問者からアクセス履歴や個人情報などを収集するときは訪問者の権利を守ることになります。権利を守るのはよいことですから、容易にアクセスできるようにしておきます。あれこれリンクを押してようやくたどり着くのではなく、できればトップページから直接リンクできる場所に置くようにしたいです*2。