Windows 8のアップデート

Windows 8 Consumer Previewが出た頃にOSなしのノートPCを購入した。ディスクはSSDで実質容量75GB弱。そこで、以下のようにパーティションを作成した。

  • C: 35GB (Windows 8)
  • 未使用領域1: 35GB
  • 未使用領域2: 4.17GB (残り)

未使用領域1は、別のOSを入れるための領域である。
最初に導入したWindows 8 Consumer Previewはネットサーフィンに使用し、Officeなどを導入していない。
Windows 8 Release Previewが2012年5月31日に出たので、これを導入することとした。WindowsのサイトからWindows8-ReleasePreview-UpdateAssistant.exeをダウンロードし、即実行した。ところが、アップデートに必要な5GBの空き容量が存在しないという。
35GBも確保しているのになぜ足りないのだろうかと思った。Explorerで見たら、確かに空き容量が3.39GBしかなかった。OSだけで30GB超は大きすぎると思う。
ただし、メモリーは8GB積んでいるのでページング領域が8,192MBも確保されていた。まずはこれを削除する。警告を無視して再起動すると11.6GBの空きが確保された。
再度実行すると「Windowsをダウンロードする準備ができました」と出た。ここでプロダクトキーが出る。キーが後で必要になる場合があります。とあるが、どこで必要になるかは教えてくれないので別の場所に控えておく。
このあとダウンロードが始まる。無線LAN経由で12分弱の表示。
するとインストールが始まるのかなと思ったら今度は

少なくても20GBの領域が必要です。

と言われた。このとき空き容量は9.01GBまで減少。それなら最初からそう教えてくれ、と言いたい。やむなくDVDを焼く。結局Windows 95の頃から今日に至るまでアップグレードインストールを実現させたことがない。今回も仕方がないのだろうか。

DVDから実行

DVDを焼きながら、やはりアップグレードを試したい、と思った。導入されていたソフトウェアが全くないわけではないので、再導入が面倒だと思えてきたからだ。現在のOSはWindows 8なので動的にパーティションの拡張が可能である。未使用領域から20,480MB(20GB)割り当てを行って再びWindows8-ReleasePreview-UpdateAssistant.exeを実行した。ところがライセンスキーは変わるし、再び十数分ダウンロードをするというので、先ほど焼いたDVDを使うことにした。
DVDのsetup.exeを実行。インストーラー本体のダウンロードは省略できたが、更新プログラムのチェックを行い、ライセンスキーを入力。公開されているのだからユーザーに手動入力させる必要性はなく、自動装填してもらいたいと思う。
ようやく「インストールする準備ができました」の画面に到着。[インストール(I)]のボタンを押す。
インストール画面は極めて簡素。「○%完了しました」しか出ないので何をしているのか不安になる。画面を切り替えると今まで通りにWindows 8 Consumer Previewが利用可能だった。待っている間ネットサーフィンをしていたら突然「再起動中」の画面が現れ、再起動が始まった。
再起動後は、これまでのおさかなに変わって「Windows」と表示されるようになった。
アップグレードなので、ユーザーの設定を引き継ぐ処理が行われた。
最初に色と名前を聞かれた。
次に無線LANの設定になったが、なぜかConsumer Previewでは接続できなかった802.11nについて、一覧に表示させることはできるようになったが結局つなげることができなかった。ハードウェアの問題かもしれないのでOSのせいかどうかはわからない。
アップグレードインストールは終わったが、導入されていたアプリケーションはすべて見えなくなっていた。アップグレードではないじゃん。