セカンドレイプ

あの病気に対する論争はいまだに続いているが、あえてここでは本文に病気やウィルスの名前は載せない。
NHKが、ワクチン被害者の遺族だと訴えている人達に対して、ワクチン被害の取材と偽って取材をした問題。
2023年5月15日のニュースでは取材対象者の声が切り取られて、病気による被害者だと錯覚させるような演出になっていたとして家族会のNPO団体がBPO提訴を視野に入れながら抗議。
2023年5月16日にNHKは謝罪した。

遺族がワクチンが悪いと信じていることと、今回の報道被害は別の問題である。
遺族が考えている被害に関する取材だと偽ったか、取材段階ではそのつもりだったかもしれないが、まったく違う趣旨にすり替えて放送をした。
ディレクターは、放送後に、取材対象の団体に感想を聞くために電話をしている。
ネットで炎上させるためにわざとこういう演出にしたのであれば相当なテクニシャンであるが、もしわかっていてやったなら電話はしないだろうな。

これまでの報道姿勢からして、ここまでは想定内であったが、これに対するネット世論がひどい。
ひどい。
ひどすぎる。

  • なぜ反ワクを取り上げるのか
  • ワクチンは全体からすれば有効なのだから

女性が暴行を受けた時に「そんな過激な格好をしているから悪い」と論点をすり替えて被害者を攻撃する者がいる。
一般にはセカンドレイプと呼ばれることがある。

ワクチンを信じる者、特に医者には、反ワクを見た瞬間に反応して攻撃を始めてしまう者がいるが、まさに今回そういう人種が大量に抽出されている。

社会全体を救うためには、一部の犠牲は仕方がない。
そう思うのは憲法が保証する思想信条の自由の範囲内だと思う。

ところが、それを被害者だと思っている家族に直接言うっていうのはどういうことですかね。
しかも免許を持っている医者までそういう者がいる。
薬の過剰投与で薬剤を起こしても「この薬は認可された安全だから」とか言ってしまうのでしょうね。
そういえば、薬剤エイズのときもそうだった。