雑な説明

地方税をクレジットカードで納付するサイトを利用した。
FAQに以下の記述がある。

6. 納付番号と確認番号を入力するだけなのに、本当に自分の支払なのか心配です。
入力していただいた納付番号と確認番号が正しくないと、先の画面に進むことができない仕組みとなっています。また最終の納付確認画面で納付番号・確認番号・納付額等に間違いがないかご確認ください。

片方の番号がもう片方の番号の検証のために採番されているのであればわかるが、わたしの手元に届いた納付書を確認したところ、

  • 今年度1回目の確認番号が0100
  • 今年度2回目の確認番号が0200
  • 今年度3回目の確認番号が0300
  • 今年度4回目の確認番号が0400

だった。
他の人に届いている納付書も0100、0200、0300、0400になっていると思われ、これでは確認番号は納付番号の検証に使えない。他人の納付番号を入力してしまっても確認番号が一致してしまう可能性が低くない。
 だから、他人の納付番号で納税ができてしまう。
 不適切な説明であるが、誰も気にせず通ってしまうところが恐ろしい。
 問い合わせが来たのを受けて後付けでこのような説明をしているのだとしたらさらに恐ろしい。
 設計者は気づいているはずだが、
 納付サイトが悪いというよりは、納付書を発行するシステムを作っている会社がずさんである。