安倍首相(当時)の国会答弁が不正確だった件

 野党の追及が始まりそうですが、追及はどうでもいいので再発防止策を議論してほしいのですよね。
 政治家は公務員ですが、そこに特別が付きます。少しくらい私権を制限して特別な管理をされるのはやむを得ないのではないでしょうか。
 だから、政治資金用銀行口座と法人クレジットカードを与えて、収支は全部そこでやってください、というのがよいのではないでしょうか。カード決済できないものは支払わないでください、というか、数回間違いを繰り返したら失職とします。手続きを経ないでの現金を用いるのは一切禁止です。面倒くさくなるので、豪遊目的の海外視察はしなくなるのではないでしょうか。食堂で食券すら買えない?ポストペイの電子マネーに変えるのは自由です。電子マネーが使えない食堂には行かないでください。ただし拘置所や刑務所に入ったら政治活動期間外とします。
 支出した翌日にはインターネットで支出先と金額が公開され、変なものは買わなくなるのではないでしょうか。
 歳費は個人口座でもいいですが、人に管理を任せる場合は会計監査を義務付けます。すると歳費が振り込まれたら別の口座などにすぐ移すでしょう。しかし、政治活動中に政治資金用口座や歳費振込口座以外からの収支があった場合、政治家を自動失職させます。これはポケットマネーで払いました、というのは言い訳として成り立たなくするのです。
 政治資金団体政党助成金は、極力介在を減らすべきです。
 ただし、志あればいくらでもお金は集められる時代になっています。政治家は汚いお金を使うから規正しなければならないとする考え方は古いです。金持ちばかりが権力を持って、貧乏な政治家は選挙で戦えないという発想は改めてもいいのではないでしょうか。金を集める才能があるなら、どこからいくら集めようが自由です。ただし、政治家として集めた献金は政治資金用銀行口座に入っていますから、私的に流用するのは禁止です。落選したり引退したりすれば国が預かります。今年2020年も中曾根元首相の葬儀にお金がかかるということでしたが、そういうお金の原資にしたらよいかと思います。
 このような話をしないで、安倍さんを批判しているだけの議員は、例外なく、また与野党を問わず、政治と金の問題に取り組むつもりがない議員です。自分もまずいことをやっているという可能性が高いです。批判は自分に矛先が向かないように一所懸命になっている現れです。