先行き不透明感

景況感悪化で頻出するこの言葉、不思議な表現だ。
反対語は先行き透明感ということになるが、透き通ったら先行きがよく見えるのか。先にあるもの自体ではなく、例えば自動車のフロントガラスを想像したらいいのだろうか。目の前が曇っていると前がよく見えない。あるいは霧が立ち込めているイメージだろうか。
問題は、フロントガラスでも霧でもいいのだが、それらが透き通っていたら未来は見通せるのだろうかということ。未来がわかると言っているのは孫正義さんくらいなもので、一寸先は闇という言葉もある。景気がよいと先行きが予想できて、景気が悪いと先行きが予想できないということではないと思う。
きっと、今の形が続くかどうかということなのだと思う。景気が良ければ、たぶん来年も市場があって、企業があって、部署があって、仕事があるのだと思う。でも景気が悪くなれば市場は縮み、企業や部署や仕事が続くかどうか怪しくなる。