24時間券を使う

東京メトロの24時間券当日券を初めて使ってみた。
一日乗車券の中には他社管理駅では使えない券種が存在する。例えば西船橋駅は、開業当初は国鉄管理だったにもかかわらず、今はJRと改札を分け、すべて東京メトロの看板に作り変え、メトロの職員を常駐し、津田沼行きでさえ「JR線直通」とアナウンスしているにもかかわらず、一日乗車券が買えない駅のひとつである。ただし、24時間券は券売機で購入できる。
一部の自動改札機では画面に「定期券」と表示された。全線定期券扱いなのだろうか。前回使ったときは液晶画面がついていなかった頃なので昔と取扱いが違うのかどうかわからない。
翌日は乗車中に有効期限が切れる恐れがあるところが従来の切符と大きく異なる。WebサイトのFAQには

9:00に入場→翌日の8:59まで有効(入場時が24時間以内であれば、出場時に24時間を経過していても有効です。)

とあるが、括弧書きの部分がとても重要だ。
この説明によれば、乗り換えのときに一度改札を出てしまうと再入場時には無効になってしまうのだろうか。
また、FAQには他社線まで乗り越した場合については書いてあるが、他社線から乗り入れた場合については書いていない。定期券は入場記録がないと改札の扉が閉まることがあるが、24時間券については閉まらないようである。ただし、

  • 24時間券当日券を買って
  • 2日目に
  • 初めて出場した場合

であり、他のパターンはよくわからない。他社線から乗り入れ便で東京メトロに入りたい場合、東京メトロの駅までの正しい運賃の切符を買って乗りましょう、ということは言うまでもない。

JR東日本と仲良くなってほしい

銀行のATMは他行との相互乗り入れがかなり進んでいる。他行のカードを入れるとその銀行の画面に変わるものまで登場している。駅の券売機も他社の切符を売ったらいいのではないか。
わたしが言わなくても、メトロパスという名称で、小田急、東急、東武東葉高速埼玉高速つくばエクスプレス、西武の駅で一日乗車券が買えるようになっている。しかしこれらの切符を東京メトロでは買えない。
そして、元出資者のJRとの連携が進んでいない。なぜ中央線沿線の人は中野駅で途中下車しないと一日乗車券を使えないのか。これ以上券種を増やしたら券売機の画面がますます複雑になることが懸念されるが、キーワードを入れて検索することに世の中の人は慣れてきているし、AIや音声認識も使えば買い慣れていない人や目の不自由な人も券売機が使えるようになる。

券売機のユニバーサル化、バリアフリー

を望みたい。