家電量販店の変化

家電量販店では話しかけるなオーラを出しているつもりだった。インターネット通販より安いということはほとんどないから、よほど今買いたいと思ったときか、独自の品揃えに関心したとき*1くらいしか店頭では買わない。買うつもりがないから店員には話しかけてほしくないと思っていた。
ところが話しかけられた。そして親身になって商品を探してくれた。うれしかったので買うことにした。そうしたら名刺もくれた。こういうことってあるのかなと思いながら別の売り場に行ったらまた声をかけられた。そこでは好みのものがなかったので買わなかったが、その家電量販店で同じ日に2回も声をかけられるのは初めてだった。
よく見ると、携帯電話売り場などにいる、メーカーからの派遣と思われる説明員を除けば、店員は年配の人ばかりだ。若いプロパーの社員はどこにいるのだろうか。ただ、今時、店頭に来るのはインターネット通販が苦手な人の比率が上がっているのだろうから、ちょうどいいのかもしれない。そして、そういう店員に声をかけられたわたしは助言がないと商品を選べない年齢層に見えたということだ。わたしが歳をとったということか。
そういえば最近調子が悪いとされるヤマダ電機。以前は店員がぞろぞろ近寄ってきたが最近は声をかけたくてもいない。他グループに吸収されたあの有名量販店もそう。声をかけられたくはないが、自分から聞きたいときに誰もいないのは困る。

それならオンラインショッピングと同じだよね。

*1:そのような商品でもネットで探せば出てくるのであるが、そのような商品を提案するような売り場をなくしてもらいたくないので応援したいという気持ちが働く