公衆無線LAN つづき

電車がある駅に着くと、それまでうまくつながっていたスマートフォンが使えなくなる。無料アクセスポイントにわざわざつなぎにいこうとするからだ。30秒かかって接続処理が完了するが、完了後はパケづまりを起こして全く通信が流れない。端末の開発者は利用者のためを思ってなるべくWifiをつなごうとするし、そのためのソフトもキャリアがプリインストールして配布しているが、実際はつながる回線を切断し、つながらない回線を選ぼうとする。やがてアクセスポイントとの接続を端末があきらめるが、結局2分くらいは回線障害が発生したかのような感覚に陥る。Wifiによって電池も余計に消費する。
屋内ではWifiを使うので普段からWifiをオフにしておくのは面倒だ。その駅に着く前に気づいて手動でオフにすれば被害は免れるものの、ある会社の公衆無線LANだけを無視するという設定がAndroidだと難しい。暗号化もないからセキュリティ上も危うい。そろそろ無料だから許されると思って劣悪なサービスを放置するのはやめてほしい。
ソフトバンクがつながりやすいとアピールしているが、不要なアクセスポイントに浮気しまくっていることも接続率を下げているキャリアもあると思う。そろそろキャリアは対策を打った方がいい。
Androidは、迷惑メールのアドレスフィルタリングのように、SSIDフィルタリングを実装してほしい。つないでほしくないアクセスポイントを接続候補から除外するため、特定のSSIDを拒否する機能だ。