スマートフォンをフィーチャーフォンに機種変更する

店員に「え、(今お持ちなのは)スマホですか?」と確認されたが、別にできないわけではなく、ふつうに機種交換してきた。開通待ちは20分。先日タブレットを新規契約したときは1時間かかったので、待ち時間の短縮はかなりうれしい。書類作成の手間もない。
端末代は本体一括。量販店のポイントがつくので、月月割の割引額が使いきれれば問題ない。当初、わたしの前機種利用年数では完全定額で月2,000円、二段階定額で1,700円ということだったが、わたしは前回機種を一括で払い込んでいるので1,900円になるとのことだった。どういう条件なのかはよくわからない。わたしの既存契約条件を把握したうえでの説明だから、店員向けPCを通じて把握した情報は信用がおけると思う。PCの画面はわたしたち顧客には見せてくれないが、2画面にして見せてくれてもいいのにと思う。
購入したのはSoftbank 109SH。J-PHONE時代からずっとSHARPである。V602SH922SH、005SH、AQUOS PAD SHT21、そして109SH。2ちゃんねるでは産業廃棄物と揶揄されていたが、別にスマートフォンではなくてもいいじゃないか。スマートフォンで使っていたワンセグおサイフケータイは機種交換後も使える。おサイフケータイがついているフィーチャーフォンがかなり少なくなってきているので、フィーチャーフォン最上位機種になってしまう。本体価格が上がってしまうがそれは仕方がない。
おサイフケータイの機能と携帯電話番号・メールアドレスを維持する必要がなければ、Willcomだれとでも定額でもよかった。ただ、その3要素も切り捨てるとさらに変更の手間が増えるのでお金で解決することにした。
データ通信はタブレットで行うので、スマートフォンからフィーチャーフォンにしたデメリットは、個人的には以下の3つだけ。

  • ローソンのモバイルPontaが使えなくなった。ただし、Pontaカードを持ち歩けばいい。
  • 楽天Edyオートチャージ機能が使えなくなった。ただし、設定金額を割ったらメールをもらうことができる。

メリットは、

  • プラチナバンド対応
  • Androidのように勝手に通信を始めることがないので、パケット料金も二段階定額に変更
  • 電池長持ち
  • 卓上ホルダー*1
  • 起動が早い、その他005SHの弱点克服

なお、端末固有の印象として、ネット不安定時に若干固まるかな、と思う。でも、Felicaと電話以外は普段使わないから問題ない。

機能制限解除に失敗

携帯電話としての役目を終えた005SHは、今後もWifi端末として使いたい。買ったゲームも残っている。そこでショップに持ち込んで機能制限解除を依頼した。
ところが、

長時間待っても手続が終わらなかった。

ショップのSIMを刺したとき、電波は3〜4本立っているが、3Gモバイル通信サービスが有効にならない。これでは機能解除の設定をダウンロードできない。
中古端末を持ち込んでいるのではないかとか、元契約者本人かとか、本人確認書類を出せとか、サービス提供条件とは関係ないことを尋ねられた。新品本体一括払いで買っているのでおかしな端末は持ち込んでいないはずだ。機種交換直前までWifiも3Gデータ通信を普通に行えていた。
結局オールリセットをし、それでもだめならば修理に出すことを提案されたが、別件後続スケジュールの都合上、時間切れで中止とした。今後何か進展があれば更新する。
モバイル通信のAPN(アプリケーション名)が不正なのだと思うが、ショップにそれを言っても伝わらない。類似事象が005SHで過去に発生し、その際は別のショップの対応で復旧に成功している。ショップは2次窓口のコールセンターの指示に従っているだけなので、わたしの予感が当たっていれば、今回はコールセンターが悪い。
解約後も端末を使いたいと言っている人に対して、「策がないからオールリセット」という発想が気に入らない。オールリセットはユーザーデータが消えてしまうので最後の手ではあるにもかかわらずとりあえずやってみたいというのは、客の端末(代金全額払い込み済)で実験してみたいということだ。
現在はSIM取り外し時の機能制限は存在しないそうだが、このような迷惑な仕様は今後復活しないでもらいたい。

*1:USBケーブルを刺さないと充電できないというのは今でも納得がいかない