FelicaアプリケーションのWindows 7移行がようやく終わった。
最後まで難儀だったのがSF Card Viewer 2。ガイド通りにやってもずっとエラーが出続けた。
Felica Port Softwareのアップデートが必要だということはわかっていた。上書きでできるとガイドに書かれていたような気がするのでインストーラーをダブルクリックして導入を試みていたが、どうもバージョンアップインストールは全く行われていないらしい。
ようやくこのことに気づいたので、コントロールパネルでアンインストールをして、改めて4.3.10.2を導入したら使えるようになった。
問題ありません
SF Card Viewerのダウンロードページ*1は、説明不足。Windows 7において何を導入すべきなのかがわかりにくい。
既にインストールされている場合は、インストールが途中で終了しますが、問題ありません。
わざわざダウンロードさせて、わざわざインストールを失敗させる、という手順か。わたしの場合は64ビット版だから、次のようなメッセージが出る。
インストールできません、とまで言われると、いくら問題ありませんとあらかじめ言われていても不安になる。
よくよく読むと、
Windows Vista、Windows7をご利用の場合は、「Microsoft .NET Framework 2.0」をインストールする必要はありません。
と灰色の文字(わたしの環境では薄い文字)で書いてある。わたしはページ先頭のリンクでいきなり「ダウンロード」をクリックしたので、その記述を読み飛ばしてしまった。おいおい、別のところに書くなよ。
でも、日本語Language Packは必要ありませんと書いてないからインストールしてみる人がいるだろう。わたしもそのひとりだ。日本語Language Packは途中で終了しない。わたしの環境ではいくらダブルクリックしても無反応なのだ。「途中で終了する」と「無反応」は異なる動作だ。問題ありませんの一言で片付けないでほしい。*2
いつになってもソニーのソフトウェア(特に個人的経験としてはインストールプログラム)は信用ならないのだが、Felicaについては残念ながら代替製品がない。
一般論としても「問題ありません」は問題あり。
ソニーに限らないが、作業中に出るエラーや警告に対して、説明書きで「問題ありません」「ご安心ください」と書いてお茶を濁そうとするのは技術力がない証拠だと思う。利用者に疑問を抱かせないようにプログラムを作るべきである。