シール

レターパックでシールと戦う

 郵便局のレターパックというのを買ってきた。500円(ライトは360円)で厚紙でできた封筒を買ってきて、書類などを送ることができる。
配達されたことを追跡できるサービスを受けられるのが特徴で、ご依頼主様保管用シールというものを剥がして保管しておくと、シールに貼られている番号を使って配達状況をWebや電話で確認することができる。
 このシールが惜しい。
 まず、封筒から剥がしにくい。
 そして、シールの素材がよくない。封筒からシールを剥がしたあと、誤って落としてしまった。そして意図しないところにシールが貼られてしまった。剥がそうとしたら糊の部分と、一部の紙の部分が残ってしまい、手だけでは剥がしきることができなかった。何度も貼り直せるタイプのシールを使ってほしい。

宅配のシールも改善してほしい

 ほしいものは通販で買い物をしたいのだが、面倒くさいのが荷物の到着を待つことと、ダンボールから個人情報を剥がすこと。例えばAmazonでは住所指名、追跡番号までばっちり入っているから、なんだかそのまま捨てるのは気持ち悪い。しかし、一部業者のシールが大変剥がしづらい。ダンボールの処理は仕方ないけれど、シールの処理は勘弁してほしい。素材を選べばいいだけの問題だから。そんなに単価が違うのかな。

機械を管理するだけの仕事

自動販売機飲料業界の過重労働が報道されていた。

ひたすら機械と向き合う仕事は、その内容に関わらず長時間勤務になりがち。自動販売機に飲み物を入れて回るのが単純労働だと言っているわけではなく、プログラマーだって同じ。

プログラマーは将来なくなる仕事なので、AIを保守する仕事ならばこれからもなくならないのではと思うかもしれないが、たぶん相当つらいと思う。AIが判断した理由が見えないのに、見えるまでいつまでも仕事をさせられる。

就職活動の参考になるかもしれない。

新型決済サービスが欠けているもの

QRコード決済が乱立して、決済業界に対して破壊的創造がもたらされた。
PayPayは100億円・20%還元で話題を集めた。ソフトバンクグループの決算発表を見ると、爆発的な利用者数増加があったと解説している。決済に関する利用者体験を塗り替えたとか、劇的に間接費用が削減されたということではなく、とりあえず利用者を集めましたということ。
しかしこれはこれから始まる破壊の下準備に過ぎない。加盟店の決済手数料0円というのもあるが、これも期間限定なので「シェアを取ったら巻き上げるつもりなのでは」という疑問が残る。しかし、これからひとつずつ、既存の業界の特徴をひとつずつ塗り替えていく。
期間限定ではない施策が始まった。
(プレスリリース)支払いのたびにもらえる利用特典の付与率が従来の6倍となる3%にアップ! – PayPayからのお知らせ
利用者還元率を3%とし、クレジットカードの還元率に比べて競争力ある水準を確保した。通常0.5%、優遇策で1%、高還元のカードで2%弱で、3%台は期間限定、商品限定でないと難しい。2019年4月でいうと、ビューカードApple PayでのSuicaチャージで、0.5%を7倍にするキャンペーンをやっているが、Suicaはチャージ上限があり、期間限定で、新たなデバイスにチャージを始めてもらえれば抜け出すのが面倒なので拘束力も高く、効果が期待できるために実現できる還元率である。一方、今回のPayPayの施策は期間限定ではなく、商品限定もない。
今後も、使い勝手や特典で、既存の電子マネーやクレジットカードのサービスを若干上回るところをひとつずつ突いていけば利用者を多く獲得でき、それによって加盟店も多く集めることができる。従来型の決済サービスは利用できる加盟店が少ないところから危うくなっていく。図書カードやグルメカードはいつまで生き残るだろうか。
決済とポイント処理が一体になっているので、ポイント処理を単体で行わなければならないポイント業界も危うくなっていく。ポイント業界はこれまでクレジットカードとのジョイントによる一体化を進めるだけで、スマホFelicaによる一括処理をまじめに取り組んでこなかった。モバイルポンタ+電子マネーなど、やりようはあるのだが、利用者が進んで一体化を進めてもその利用者に「カードをお持ちですか」と聞いてしまう、いわゆる「お餅攻撃」によって満足度を著しく下げている。Tカードは他ポイント制度併用禁止によって最近離反を招いているとされているが、受け皿となるドコモや楽天のオープン化が正解かといえば、例えばマクドナルドのアプリでは、ドコモか楽天かを選ぶボタンが使いやすい場所においてあって、競合がキャンペーンを打てばいつでも乗り換えられてしまう状況にあり、消耗戦に突入している様相。

Fintech APIを早く実装してほしい

しかし、わたしは家計簿アプリとつなげられないPayPayはメインの決済手段として使う気にはなれない。収支管理を行っていくにあたって、外部のサービスを使って管理をしていくことは必須である。現金は、あるだけしか使えないので一見管理が容易なようにもみえるが、実は使途不明金が多い。日々の収支を記録して見える化するのが一番効率的な管理が可能である。
ところが、Fintechアプリと連携しているのはLINE Payくらいで、QRコードを利用する多くの新型決済サービスが未対応である。PayPayの場合、銀行チャージされた日付と金額は銀行の残高によって捕捉できるが、チャージした後、どこで何をいくらで買ったのかを捕捉することができない。捕捉するためには、

  • 手入力で支出を登録する
  • 飲み代にしか使わない、など、PayPayの利用用途を限定する

という対策が考えられるが、手入力するのは手書きの家計簿と同じだし、利用用途の限定は用途別に財布を分けたり、封筒に分けていれて持ち歩くのと同じ。これでは現金時代の管理と同じになってしまう。
キャッシュレスを使おうとするなら、無駄な収支を減らすために家計簿をつけていくことは必須である。手元の残高が見えないから無駄遣いしそうという現金派の主張がそのまま当てはまってしまう。ポイント還元でばらまいておきながら、利用者に浪費癖をつけてしまうアプリは消費者の敵かもしれない。
そもそも決済サービスを導入する各社は、プリペイドカードのように死蔵益・退蔵益を狙っているのではなく、決済の通り道を確保し、その流れを観察することで利用者の行動をデータで把握しようとすることを目的としている。それゆえポイント還元を投資として行っているのである。自分たちは利用者のデータを集めておきながら、利用者には自分たちが提供するアプリ画面でしか支出結果を開示しないのはデータの搾取である。
銀行は金融庁の指導でオープンAPIを構築していて、今やほとんどの金融機関は家計簿アプリで残高の捕捉が可能である。しかしFintechアプリ同志はあまり仲が良くないようだ。

消費者教育は誰の役割か

現金時代は貯金残高を毎月見るだけでだいたい家計の流れは把握できたが、貯金をしても資産形成はできないので給与所得者でもお金の流れを意識しなければならなくなった。そんな中、お金の管理をしっかりしましょうと教えてくれるのは誰なのか。例えば上記のように還元がいいからといって今のPayPayばかり使ってしまっては収支はブラックボックスになってしまう。飲み代にはPayPay、コンビニにはLINE Payなどとしてしまうと管理対象が増えて、何かツールを使わないと手間ばかり増えてしまう。
自営の人は事業収支と個人収支があって、どうやって管理すればいいのやらという状態だろう。
決済と収支管理のサービスは個別に発展してきたが、決済して、分析して、管理して、教育まで行うところまで一体で行えるサービスが生き残ると思う。
今のところ銀行やクレジットカード会社が家計簿サービスとの連携を進めているが、家計簿サービスが収支を表示するだけで終わってしまっている。金融機関はデータに基づいて投資型商品などの新たな送客を狙っているかもしれないが、ユーザーが求めているのは儲からなさそうな教育だと思う。「余裕資金は投資信託へ」だけでなく「コンビニ通いをやめましょう」「○年後に○万円をめざしましょう」「毎月の収支を黒字まであといくら」と助言してくれるサービスが最後は勝つ。利用者にとって、より収支分析の精度を上げるためには、使途不明金を減らし、収支の連携する決済サービスに固めようというインセンティブが働く。

クレジットカードはコト消費へ

既存のクレジットカードは、今や還元率では勝てない。クレジットカード会社のITシステムは近代化を進めてはいるが、システム規模が大きくなりすぎていて機動性に欠ける。そしてQRコード陣営のように頻度を高く、また話題性の強いキャンペーンを打つことができない。既存のスポンサーが提供するキャンペーンを昨年と同じように実施するが、抽選なので応募してもたぶん当たらないだろうな、と思われてしまう。
換金できるような汎用的なポイントは、航空会社のマイルくらいしか魅力を維持できない。カードを持っているとラウンジに入れる、会員限定のイベントに参加できるなどの特典を示せないクレジットカードは競争に生き残れない。
誕生日の月に還元率を上げるサービスもありきたりになっている。誕生日月の前にリマインドをしないと、ライバルも同じように送っているメールに埋没してしまう。運営としては期間限定でできる限りの還元を提供しているつもりではいるが、もうすでに魅力を失ってしまっている。

レンタカーの賢い借り方

頻繁にレンタカーを借りるという人もいるだろうが、国内旅行で数年に一度使う程度という人もいるだろう。
車によく乗る人でも、家の車や仕事の車以外のものに乗るのは久しぶりという場合もある。
レンタカー業者は乱立しているのだから、慣れていない人に丁寧にガイドしたり、わずらわしい手続きを軽減したりするだけで選ばれる会社になると思うのだが、予約検索や車の写真ばかり出てくるWebサイトのつくりにはがっかりさせられる。レンタカー業界はサービス業にもかかわらず、モノを貸すことに徹していてコト消費を意識していない。
仕方がないので、かわりにいくつか注意点をあげておこう。

申込書類は事前に用意しよう

例えば、家族旅行で駅に着いてレンタカーの営業所に向かったとする。こういう場合、同じ便で到着した人が同時に受付に押し寄せるので、できれば早めに並んだほうがいい。例えば、子供や体の不自由な人がいっしょであれば、別の大人に任せて運転者だけ先に営業所に行くようにする。
ここで、自分を受付してもらえるようになったとしても、名前や住所を書いてください、と言われると大きな時間ロスである。
いくつかのレンタカー業者や、旅行代理店は事前記入に対応している。こういうサービスはなるべく活用すべきである。
保険の説明も省略してもらえることがある。事前記入しておけばアップグレードの勧誘を受けにくい。ただし、その営業所の常連でもない限り、完全に省略されることはない。万が一の事故のときの保証の話なのでしっかり聞こう。

免許証以外にも必要なものがあれば持ち込もう

レンタカーを借りるときは運転免許証の提示が必須である。これは多くの人が忘れないだろう。ただし、本当にそれだけなのか。特に普段、車に乗る機会が多い人は車に常備しているので、車に乗る時持ち込むという感覚がないので注意が必要である。
チャイルドシートは、営業所で貸してもらえる。事前申し込みをするのが一般的である。
あると便利なのはスマートフォンの充電器。最近はUSBポートがついている車が多いが、確実なのはシガーライターのソケットにアダプターを差し込むタイプ。普段使っているなら、車から取り出して旅行に持っていこう。
普段なら車で使っているゴミ箱はレンタカーにはない。コンビニの袋を捨てないで持っておくと便利である。
そして、ETCカードマイレージに入っている人は忘れずに。なお、わたしは万が一持ち帰るのを忘れたら再発行が面倒なので、旅行のときは別のカードを使うこともある。

慣れていなければ慣れていないと素直に言おう

明らかに見た目が20代前半であれば、丁寧に車の取扱いについて説明してくれるが、ベテランドライバーであれば、契約者が詳しい説明を求めているのか、急いでいるのか、計りかねていることがある。もし慣れていなければ詳しく説明をするよう、こちらから話してみよう。

車の使い方を確認しよう

教習所で習った事前確認を全部やれば問題ないのだが、発進前に理解しておきたいこととして、以下のようなものがある。

営業所を出るときには早く目的地に向かいたいという気持ちがあって気が付かないことがある。少し走ると意外のことがわからなくて困ることになる。

発車前に窓を閉めよう

禁煙車を頼んでも、タバコまみれの車がある。最近はタバコの代替品が増え、メンソールのにおいが充満していたりする。しかし、営業所で引き渡しがある時点では窓が全開になっていたりして気づきにくい。最近は目立つ場所に禁煙車であることを示すステッカーが貼られているが、禁煙ステッカー付きの車が、禁煙が守られている車とは限らない。
家族連れの場合は、車の引き渡しをひとりで受けるのではなく、においに敏感な人を連れて行こう*5。においが気になるなら、遠慮せずに店員に言おう。消臭剤くらいはまいてくれるかもしれない。
発車前に、必ず窓を締めて冷暖房をかけてみよう。あるいは真夏で空調全開で渡された場合は止めてみよう。エンジンを止める練習をするふりをしながら確認するとスムーズ。
あとで気づいても、対処が難しい。車用の消臭剤はコンビニでも売られていることがあるが、1日2日使うだけにしては結構高い。家庭用の消臭スプレーは大きすぎて買うのに躊躇してしまう。

ガソリン満タン返しをするときの給油所をカーナビで検索しよう

あまり行かないところで車に乗るのだから、あとで必ず行く給油所の場所についても不慣れなことが多い。早めに知っておこう。あらかじめ検索しておけば、返却直前に履歴検索すればよいのでスムーズである。

  • 普段、セルフを使っている人はセルフのスタンドがいいかもしれない
  • 普段、ポイントをためている支払い方法に対応した系列店を使いたいかもしれない
  • 返却曜日や時間帯によっては営業していないかもしれない

ガソリンスタンドを選ぶときにはこれらのような制約がある。旅行中楽しくても、返却時刻直前になって慌てると、旅の終盤でせっかくの思い出を台無しにしてしまう。最初に調べておこう。
営業所から発車する前だったら、営業所からの道のりが短いものを探しやすいし、予想所要時間も詳しく表示してくれる。ただし、大きな道路で右折入場が禁止されていたり、右折入場する運転が苦手だったりすることがあるので、ガソリンスタンド周辺までカーナビの画面をスクロールさせて、周辺の地図を確認しておこう。

空港近くがいいとは限らない

パッケージ旅行を手配するとレンタカーが付いてくることがあり、指定のレンタカー店から選ぶことが少なくないだろう。ただし、そういった店は主要航路からの到着に合わせて短時間に集中する客を素早くさばくことには熱心だが、どうしても慣れない人にとっては待たされる割には応対が雑と思うことがある。また、帰りの時間も集中しがちで、2回旅行満足度が下がる。
空港近くの店ではなく、まずは公共交通機関で移動するということも検討してみるといいだろう。
那覇空港の場合、那覇市の中心部は渋滞する。帰り道の渋滞中に離陸時間が迫ってくると、旅の終わりの時間を楽しむ余裕がなくなってしまう。いったんゆいレールに乗って移動することも検討する余地がある。那覇自動車道の近くまでワープできる。帰りもまた、市街の渋滞をゆいレールで回避することが可能だ。
空路とレンタカーだと、荷物は大きくてもいいと考える人もいるようだが、いったん移動する場合は荷物は数日前にホテルまで送ってしまう方が楽である。空港でも手荷物を待たなくていいのでおすすめである。
なお、離島の場合は空港近くで借りるしかない。

*1:フットブレーキがある

*2:慣れない車だと、意外と見つけにくい

*3:操作パネルのガソリンスタンドマークにある三角矢印で確認できる

*4:運転席にレバーがない車もある

*5:ただし、小さい子供が歩き回ると危なかったり迷惑になる場所であれば建物の中で待たせよう

軽微な修正

アプリケーション開発がアジャイルになってきて、スマートフォンのアプリケーションはしょっちゅう更新されるようになったけれど、Google Playにはしばしば

軽微な修正を行いました。

と履歴に表示されるのが当たり前になってきている。誰がはやらせたのか。
申し訳ないが、軽微かどうかは利用者が決めることで開発元提供元が決めることではない。また、軽微の基準がわからない。何をもって軽微と言っているのだろうか。

  • 画面が固まってしまい、サービスが利用できない
  • お金を扱っているのに数字が間違っている
  • 申し込みを行ったのに返事が来ない
  • ボタンを押しても反応がない
  • モリーの使用量が尋常ではない、あるいはCPU負荷が高く、スマートフォンが熱くなる
  • あれこれ記入させておいて、最後の登録がうまくいかなかったり、アプリケーションが異常終了したりする
  • 何も操作していないのに通信が常時発生し、何を送受信しているのか理解しがたく、気持ちが悪い

軽微な順に並べてほしいものだ。
例えば、競争が激しい金融のアプリケーションで、利用者にとってのナンバーワン、オンリーワンを目指すのであれば、アジャイル開発で使っているかんばんを包み隠さず公開するくらい、しっかり共有した方がいい。
本当はセキュリティの問題があったけれど、隠しているのでは、というようなことも想像してしまう。
利用者からの声を集めますとか、コメントを募集しますとか言っておいて、利用者に寄り添う姿勢を見せておきながら、提供される更新情報では軽微を乱発するのも、利用者を小ばかにしている。情報を集めるなら、集めるのと同じように返事してほしい。クレーマーまで面倒を見るのは大変だと思うけれど、ギブアンドテイクでいきたいものだ。
リストにあがった、くだらない誤作動修正の山を見て、品質悪いのね、と思うのはウォーターフォール型開発時代の話。今は、しっかり直しているのね、と評価されるべき。App StoreGoogle Playの更新履歴欄に全部書くのは大変だというのはわかるから、「詳細はこちら」とリンクを載せたアプリが勝ち。

Facebookメッセンジャーを使った広告

Facebookで新たな釣り広告。
何か情報を与えるというから試しにクリックすると、チャットボットと強制的に会話をさせられる。そして、何も教えてくれない。
Facebookを経由して個人情報は渡されてしまうし、とても怪しい。これではFacebookの広告には触ってはいけませんっていうことになってしまうけれど、大丈夫か。
たぶん、名前と連絡先は筒抜けなのだろう。Facebook登録専用メールアドレスを作って、Facebookからの情報漏洩はそこに流すようにしようか。

新料金プラン

 携帯電話の端末料金・通信料金分離に向けた準備が進む。4月15日、ドコモが新プランを発表。

 ハードウェアは壊れにくくなったが、長く使い続けることは難しい。電池のもちとOSの陳腐化の問題は解消されていないからだ。特にOSについては更新していかないとセキュリティー上の問題があるし、新しいOSは古いハードウェアでは動かない。どうするのか。

 携帯電話事業者はレンタルから割賦に変えて保有資産コストを契約者に負わせつつ、様々な割引プランで継続的に契約者に支払いを求める仕組みを作ってきた。

 このたび、料金分離で事業者側の工夫に制約が発生することになったが、端末ビジネスで新たなビジネスモデルを産み出すのは誰なのか。

 端末はすぐ壊れると思っている人が少なくないので、例えば「1年しかもたないけど安いこと」をコンセプトとした端末が出てもおかしくない。

 これまでの安売り携帯とは異なり、主要機能のスペックは妥協しない。しかし、サポートは極力省く。壊れたら買い直し。使わなくなったらリサイクルには出せるが少し返金があるだけ。OSバージョンアップも提供されない。SIM内蔵。

 受付は電話かネットのみ。ショップに来た人にも「電話してください」と案内しておしまい。

 こんな端末プラン、わたしは嫌だが、政府が料金分離を進めているのだから契約者がある程度は不便を受け入れるしかないだろう。